年末年始の休暇が明け、三連休も終わり、2025年の仕事が本格的に始まる頃でしょうか?

年明けのニュースで、1/6に退職代行サービス「モームリ」の利用者数が
過去最多を記録したそうですね。
予約件数は、なんと!230件もあったそうで、すごいなと思いました。

なぜ、連休中にこのような退職希望者が増えるのか?

理由は3つ考えられます。

1つめは、ネガティビティ・バイアスという、人はネガティブな情報が記憶に残りやすいと言われています。
人は、生きるためにはネガティブな情報(ここは危険)などが重要になると言われています。
そのため、連休中には職場のネガティブな情報を思い出しやすく、暗い未来を想像して辞めたくなります。

2つめは、連休中にヒマな時間が多いということです。
ヒマな時間が多いと、調べる時間・考える時間ができるので、転職サイトを見たりして辞める気持ちが高まります。

3つめは、友人たちに会うことですね。
友人と条件を比較したり、その中に転職して良かったなどの話をする人がいると、気持ちが傾きます。
(ロールモデル&割れ窓理論)

こう考えると、連休を無くせ!みたいになりそうですが、そっちではないですよね。
自社の魅力、働く動機付けがどれだけ普段から感じているのか、それを放置しているから問題です。
企業は「働き続けるのが当然」と思って、働く動機付けの管理がおざなりにならないように気を付けることが必要です。

でも、これを管理職にやってくださいと言われても困ります。
どう行動すればいいのか、忙しい時間の中でどう時間を作るのか、
それをやった時の管理職のメリットは何かを踏まえることが大事かなと思います。